うつ病シンママがどん底から回復した方法!

こんにちはー!

あかりです♪

 

 

今日は

うつ病とシングルマザー」について

私の経験を深堀りしてお話していきます。

 

 

私は、読者のあなたにも

シングルマザーでも

うつ病でも

自立して楽しく生きて欲しい!

 

という思いからブログを書いてます。

 

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では、私がどのくらい底辺にいたのか

かなり辛い表現もあると思いますが

最後まで読んでくれると嬉しいです。

 

 

 

私は夫と子供一人のどこにでもいる

普通の主婦でした。

 

私の夢は親のような理想の家庭を築くこと

でした。

 

子供は2人くらい、家を建てて

毎日平凡に穏やかに暮らす。

 

これが私の夢であり理想でした。

 

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だから旦那の仕事に合わせて義実家の方が近い

少し田舎に引っ越しました。

 

誰も友達もいない土地で

1からママ友を作り、パートをして

 

実家が遠いので、たまに義実家に行き

何かあれば義両親に頼り

自分の趣味も友達も親も捨てたのに…

 

夫はパチンコをしては

ボーナスを全額つぎ込んだり

家計のお金に手をつけたりしていました。

 

 

何とか生計を立て直そうと話し合いをし

頑張ってたけど、ことごとく何回も裏切られ

私がうつ病になり離婚することになりました。

 

 

ギャンブル依存症の父と

うつ病の母

子供が可哀想ですね…

 

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たぶん今思い返せば付き合ってる時から

だったのかなと思います。

私はまったくギャンブルをしないので

わからなかったという言い訳になりますが…

 

結婚したのも私が家計管理すれば大丈夫だと

思ったからです。

 

でもこの時はまだギャンブルの怖さを私は

知らなかったのです。

なぜなら、親も周りの友人もギャンブルする人がほとんどいなかったからです。

 

でも見抜けなかった自己責任でもあります。

 

だからこそ、何度も話し合い生活費の改善や

旦那が作った借金の返済などしてきましたが

何年経っても信用も信頼も回復せず

無理でした…

 

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プツンと糸が切れたという表現はよく聞きますが

ある日本当にプツンと糸が切れたのです。

理想の家庭のために頑張ろうと

努力して張りつめてた糸が

切れた瞬間…

 

何を思ったか分かりますか?

 

「死にたい」

です。

 

 

 

そこからがうつ病の始まりです。

  • 家事をやる気がおきない
  • 眠れない
  • 食べれない
  • 仕事に行けない(通勤途中で涙が出る)
  • 人に会いたくない(コロナ前からマスク生活)
  • 死にたい

 

この時はまだうつ病という自覚もなく

経験したことのない気分と症状に困惑と

自分は甘えてるだけだ、頑張ればできるのに

なんで出来ないのかな?

 

そんな葛藤の日々で毎日のように泣いてました。

 

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娘はまだ小学生でした。

どうやって娘を育ててたのかその時の

記憶があまりありません。

 

学校もありますし本能的なところで

最低限のことはしていたと思います。

 

 

結婚すると親に心配かけたくないから

夫の愚痴や家計のことはぜんぜん話してませんでした。

 

でも逆に心配かけることになってしまったので

悩んだら誰かに話す

ことは大事ですね。

 

 

うつ病になると本当に寝たきりになるくらい

何も出来なくなります。

(例えて言うなら、地球の重力が10倍)

 

そして自分のことなんてどうでもよくなります。

 

いわゆるセルフネグレクト(自己放任)です。

『セルフ・ネグレクト』とは、生活環境や

栄養状態が悪化しているのに、それを改善しようという気力を失い、周囲に助けを求めない状態を指します。

 

私はご飯を食べれない、お風呂に入れない

身なりに気をつかえないなどでした。

 

恐らく子供に対してもネグレクト状態だったかもしれません。

ご飯はスーパーのお惣菜やコンビニでなんとか

食べさせてました。

 

 

こんな最悪な状況から脱却できたのは

 

・眠れないからと病院に薬をもらいに行き

うつ病だと診断されたこと。

・自分は死んでもいいから娘だけは助けてと

親に電話したことです。

 

 

夫はうつ病の私と子供を置いて

勝手に仕事を辞め実家に帰り別居し

ぬくぬくと生活していました。

 

 

そんな状況で私は許せない気持ちと

まともに会話が出来る精神状態ではなかったため

 

離婚時の話し合いは親同伴

役所の手続き等は市の相談員さん

に付き添ってもらいました。

 

引っ越しの準備もほとんど親です。

 

 

それくらい何も出来なくなってしまうのが

うつ病の辛いところですね。

 

 

シングルマザーになってからの生活は

 

やっとの思いで離婚し地元に帰ってきたけど

うつ病のため1年間ほど引きこもりました。

 

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シングルマザーで

仕事もできない引きこもりで

もう理想の家庭は築けない

 

周りは2人目産んだり

家を建てたりしてるのに

自分はそれすらも出来なかった…

 

ずっと劣等感の塊

生きる希望を失い

頭の中はずっと「死にたい」でした。

 

でもこの思考はうつ病のせいです!

希死念慮といいます。

 

抑うつ状態がひどかったため

死にたくてもベッドから動けず

頭の中でグルグル考えてるだけで死ねません。

そんな時のはけ口はTwitterの病み垢でした。

 

 

親にはうつ病は理解されてなかったけど

Twitterでたくさんの同じうつ病の方と話して

共感してもらったことは

本当に心が落ち着きました。

 

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人間自分が経験したことがない事って

わからないですよね。

 

同じ状況の人や専門家に

話を聞いてもらうこと

『共感』してもらうことは

とても大事です。

 

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そして新たに病院に通いだし

先生に話を聞いてもらったら

 

「食べ物が溢れている世の中で

あなたの体は飢餓状態になってますよ」

と言われたのはとても衝撃的でした!

 

そうです、自分が思ってるより

ぜんぜんご飯が食べれてなかったのです。

 

うつ病になると人間の三大欲求がなくなるとは

よく聞きますね。

 

それから抗うつ薬睡眠導入剤などの薬を飲み

少しずつご飯も食べられるようになって

外に出られるようにもなってきました。

 

1年間くらい引きこもったけど

ちゃんと通院して、ゆっくり休んだこと

 

「そろそろ仕事しないとな〜」

と思えてきたのは

少し回復してきた証拠です!

 

他にも回復してると思ったのが

家事ができることです。

 

めんどくさい気持ちはあるものの

家事が出来るんですよね!笑

体が動く!といった表現の方が近いかな?

 

 

 

よく、「薬飲んでるから治らない」

とか言う人いますけど

 

私は薬と先生のカウンセリングが大事だと思います。

 

今はたくさんの種類の薬があり

同じうつ病でも症状によって出される薬が

違います。

 

ちゃんとお話を聞いてアドバイスをくれる

先生選びも重要ですね。

私は近くにメンタルクリニックがあり

とてもいい先生でした。

 

 

仕事についても先生と相談して

暖かくなってなんとなく気分が上がる春

からにしました。

(この時点ではまだ薬は飲んでいるけど

「回復期」に入りました。)

 

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しかし引きこもってたせいで

体力はまったくなく

仕事をいきなりフルタイムでする

自信もなかったので

 

パートで週3日の1日5時間という

娘が学校から帰ってくる間の短い時間で

働き始めました。

 

 

仕事に復帰する際に選びがちなのが

給料がいいとか、経験がある職業

だとは思いますが…

 

私は

  • 近くて通いやすい
  • 時間の融通が効く
  • 未経験OK

ということをメインに探しました。

 

病院の先生にも

「もしやってみてダメだったら

また休めばいいよ」って

言われたので、仕事しなきゃ!ではなくて

 

外に出る練習、仕事に慣れる練習

と思ってパートで働き始めました。

 

 

 

回復期だとしても、うつ病と言ったら

面接で落ちる可能性があるのでクローズにしました。

(うつ病を隠して働くこと)

 

ただ、離婚したことと

「1年間仕事をしていなくてブランクがあります」

という事は話しました。

(深く突っ込まれなくて良かった…笑)

 

私はシングルマザーなので

少しでも稼ぎたかったのと

好きなお店で働きたかったのです。

 

某雑貨屋さんの販売員で未経験ですが

可愛い雑貨や家具に囲まれての

仕事はとても楽しかったです♪

 

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1番気になる人間関係ですが

これは入ってみないとわからないのですが

パートで働いてる方は年齢も近く

皆さん優しかったのでホッとしました。

 

本当はいつかこの職場でフルタイムで

働けるようになればいいなと思いましたが

 

まだうつ病で通院もして薬も飲んでいるし

仕事はパートで精一杯でした。

 

これ以上仕事の時間を増やせば

家事が出来なくなる…

体力的にも限界…

コロナの影響で休業もあり収入が減ることも…

 

 

そして副業をすることを決意しました!

 

 

うつ病の治療はとても長くなります。

そして仕事に復帰出来たとしても

根本的なことを解決しなければいけません。

 

私のうつ病の原因は元夫なので

離婚と引越しで原因はほぼ取り除かれましたが

それでも時々フラッシュバックやパチンコ屋を

見ると動悸がしたりと後遺症もあります。

 

 

 

今はやっと抗うつ薬は卒業できたけど

睡眠障害が残り、まだ薬を飲まないと

眠れなかったりもします。

 

それでも生きなきゃいけない理由

子供がいるからでした。

 

そしてうつ病の同志達との繋がりです。

 

私にみたいに根本的なことを取り除けないで

苦しんでいる人達がいることを知り

助けたいと思いました。

 

それが私の生きる原動力になりました!

 

 

まだまだ出来ないことの方が多いけど

うつ病を共感して共存できる場所

今辛くても一生懸命うつ病と戦い

生きてくれている同志達のために

作りたいと思ったのです!

 

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ちなみに、娘は中学生になりました!

今では姉妹のように仲良し親子です♪

 

 

長くなりましたが

最後までお読みいただきありがとうございます

 

また、次回お会いしましょう!